帰国生の優遇と、複数回受験者への優遇があります。
帰国生の優遇は、
『1年を超える期間海外に在留し、帰国後3年以内の日本国籍の者 』
『1年を超えて海外に在留中の日本国籍の者』
2つのいずれかの条件を満たす者は、海外在住期間と保護者が同伴していることを会社・機関が証明した海外在住証明書(会社・機関発行のもの)を提出すると、学力試験の合計点数に10点加点します。
複数回受験生の優遇は、複数回受験した生徒がいずれも合格点に近い得点であったとき、優遇して正規合格とします。例えば,第1回が合格点に近く,第2回も合格点に近かった場合,その受験生を第2回の正規合格者として発表いたします。第1回と第3回,第2回と第3回でも同様です。3回入試を受けた場合,第1回と第3回が合格点に近く,第2回は合格点より離れていた場合は第1回と第3回の結果をみて第3回の正規合格者とします。第1回が離れていても同様です。
現在の入試の配点は3回とも国語100点、算数100点、社会70点、理科70点となっています。これは4教科にわたってバランス良く学力をつけてもらい、教科横断型での力を高めてきてもらいたいという考えに基づきます。普段の勉強のなかで、このことを心がけて取り組んでほしいと思います。
城北高校の一般入試では学力試験(英語・国語・数学のテスト)を行い、各教科100点ずつ、計300点満点の結果で合格者を選抜します。
推薦入試で合格できなかった生徒が一般入試を受験の際に、いずれも合格点に近い得点であったとき、一般入試で優遇して正規合格します。
腕時計以外は持ち込めません。また,腕時計は計算・通信機能がついたものは持ち込めません。
受験当日,受験生が自転車で登校することはご遠慮ください。保護者の方は駐輪場を利用できます。
本校の講堂と食堂が保護者の控え室なります。
試験会場への入場可能時刻は
中学入試7:30,高校推薦入試7:20,高校一般入試7:40
となっています。
ただし、変更される場合があります。詳しくは、「募集要項」でご確認ください。
第1回では標準的な問題が多く出題となっています。第2回では難易度の高い問題も第1回より出題されます。第3回は標準的な問題が多いです。出題形式はどの回も変わりません。
延納の有無は合否に影響いたしません。ご安心ください。また,延納をしない場合の加点などの優遇措置はありません。
休み時間に飲料水や飴などを口にすることは構いませんが,おにぎりやサンドイッチなどの軽食をとることはできません。
自由で伸びやかな校風の学校です。生徒がこうしたいという主体性を大切にしながら、そして主体性がさらに育まれるような教育を行なっていきます。イベントでの班行動も多く、自分たちで考え、選択肢、実行していく機会も多いでしょう。探求活動・プレゼンテーションも多く、深掘りしていく姿勢を大切にしています。本物に触れることで生徒の好奇心・探究心をくすぐり、さらにのめり込むように、フィールドワーくや実験も多く行なっていきます。生徒と教員の距離感も近く、生徒と教員がともに歩んでいく学校です。朝や放課後の補習、添削指導、小テストなど授業以外の時間も積極的に利用し、生徒の成長のために教員も全力を注ぎます。生徒も素直で、努力ができる生徒が多く、自主的に朝早く登校し勉強する生徒や受験生だと毎日自習室を20時まで利用する生徒もおり、それに触発されて一緒にやり始める生徒も多いです。また、生徒同士で分からない部分を教え合っている姿も見られ、友と高め合うという雰囲気も城北の雰囲気を築いている重要な要因だと思います。クラブ活動では生徒たちが興味のあるクラブに所属し、気の合う友とともに熱心に活動しており、卒業生も機会あるごとに同級生とともに城北に遊びに来てくれ、後輩たちのためになればと熱心に話をしてくれます。難関大学進学を目指し、変化の激しい社会に適応できるような力を育てる温かい家族のような学校です。
城北生は素朴な生徒が多く、素直で明るく、のびのびとしています。勉強だけではなく、学校行事、クラブ、委員会活動に積極的に取り組んでいます。校則に関しては、時間を守り、身だしなみがきちんとしていれば、校則はゆるやかと感じるでしょう。服装は指定があります。冬服装は黒の詰め襟学生服、夏は校章の入ったワイシャツ、カバンは黒・紺・グレーの色を指定しております。中学生は背負う形のザックが多いようです。茶髪・異様な長髪、ピアスは禁止となっております。
夏休みには3つの期間を設けての基本5日間の夏期講習や、冬休みにも5日間の冬期講習を、中学では英国数物を中心として様々なレベルの講習会も設定されており、高校では英数国理社を中心にレベル別、大学別、分野別で多くの講座が設定され、ボトムアップはもちろん、成績上位者は更なるレベルアップが可能となっています。また学年横断型のプログラミング講座やデッサンの講座なども設置され、生徒が伸ばしたい力を伸ばせるような環境を用意し、工夫して教育活動を行っております。習得レベルが一定に達していない生徒に対して補習会だけでなく、個別にもフォローを行っております。各教科の学年担当者により、朝や放課後を利用して補習や再試などを行い、学力の向上をバックアップしております。日頃の授業内でも小テストも多く実施され、その都度定着度のチェックを各教科行っております。また、課題も出され、学習習慣の確立と基礎学力の定着を図り、課題を教員がチェックをしております。添削も行われ、要約力や表現力も高められるようにサポートして参ります。
選抜クラスは、中3で2クラス、高1で2クラス(中入生のみ)、高2・3では文系・理系の生徒比率から、例年文系1クラス・理系2クラスとなっております。前の学年の1年間の中間試験・期末試験・校内実力試験の結果の学年上位の生徒で構成されます。勉強のみならず、行事やクラブ活動へのモチベーションも高く、意識高く行動している生徒が多いです。そのため、生徒たちが主体的に行動することが多く、生徒たち同士で教え合ったり、議論し合ったりする姿はよく見られますし、仲間とともに力を高めるために努力する生徒たちが多く見受けられます。生徒たちも選抜クラスに入りたいと、頑張る生徒も多くおります。
英語は、これからの社会を生き抜いていく生徒たちにとってなくてはならないコミュニケーションツールになるので、習得レベルが一定レベルに達していない生徒に対しては追試や補習によってカバーしております。また、基礎期では週に1時間ネイティヴの先生との英会話の時間を設けておりますし、高校2年生ではネイティブの先生一人によるオールイングリッシュでの英語の授業も行われております。英検へのチャレンジも進めており、中3では準2球、高1では2級、高2で準1級を推奨しております。また、オーストラリアへの語学研修やイングリッシュシャワー、ターム留学、セブ島上級語学研修などの機会を設け、本物の英語に触れて、使える英語力を身につけてもらいます。
高校1年時では、高入生と中入生はクラスを分けて、一部のカリキュラムを別にし、高入生特別カリキュラムを組んでおります。クラブ活動や学校行事などは同じです。高校2年時に中入生、高入生混合クラスとなり、選抜クラスに高入生も入ることができるようになります。
平均すると約55分になります。東京都から通っている生徒が約7割強、埼玉が約2割強、他県が1割弱です。特に、板橋区、練馬区、文京区、杉並区、豊島区から通っている生徒が多いです。東武東上線の上板橋駅を利用している生徒が約6割、副都心線や有楽町線の小竹向原駅を利用する生徒が1割強、高円寺駅や赤羽駅からの公共バスを利用する生徒が1割弱おります。徒歩・自転車の生徒が2割おり、特に、板橋区、練馬区、北区などからの自転車通学の生徒が多いです。
クラブの仲間との協働心や思いやり、主体性や社会性、適応力などを育むため、クラブ活動にも力を入れています。全47クラブあり、自分の興味のあるクラブに入部することで、前向きかつ積極的に活動し、好きなことを追求する喜び、目標を達成した時の達成感を部員とともに分かち合える非常に重要な機会となります。水泳部や少林寺拳法、弓道部、鉄道研究部などをはじめ、国体・インターハイ・関東大会に出場するクラブもございます。クラブへの加入は希望制となっておりますが、中1の約99%が加入しています。中3の2学期からは高校のクラブに参加することができ、中学高校同じクラブを選ぶ生徒もいれば、高校から新たなクラブに入る生徒もいます。中学生の97%が、高校生の91%が所属しております。
本校には400席以上完備している食堂があり、中1〜高3まで全学年、昼休みや放課後(~16:00)に利用することができます。全体で見ると、7割お弁当、3割学食利用です。時間帯によりメニューは変わりますが、昼食時には城北ランチ460円、なんでもランチ460円、パスタセット(フライドポテト付き)450円、カレーライス370円、ハヤシライス370円、ラーメン380円、スペシャル中華麺430円、うどんやそば360円といった主食系の他にも、唐揚げ120円、ポテト120円、メンチカツ120円のようなサイドメニュー、クロワッサンやチョコパンなどのパン取り揃えており、豊富な種類のメニューを用意しております。さらに、朝にお弁当(460円)を注文をしてもらうことで、学食の手作りお弁当を教室で食べることも可能です。土曜日には特別メニューが用意されることもあり、人気のメニューとなっています。毎週HPにてメニューを公開しております。
学内にある売店では、消しゴムやボールペンなどの文房具や、制服や半紙、上履きなど日々の生活に必要なものが揃っています。卓球ボールも販売しています。
予備校に通わなくて志望の大学に進学できる学力を身につけることが可能なことが本校の特長の一つです。堅実かつ誠実で、研究熱心な教員が多くおります。中学の段階で塾へ通っている生徒はごく少数です。むしろ塾に通うことで学校や部活とのバランスがとれず、伸び悩んでしまう生徒もおります。高3の約6割の生徒が、不得意教科1教科〜2教科を予備校に通っているようです。4割の生徒は通塾もせず、学校の授業や添削、自習室で力を高め、大学受験に臨んでいますし、予備校に通っている生徒も学校の授業を軸にしており、あくまで一部教科のフォローとして利用をしているようです。
本校では、いじめといわれるような状況を生み出さないような落ち着いた生活環境作りに全力を注いでいます。そのために、担任や副担任をはじめ、学年担当教諭、授業担当教諭、保健室の養護教諭等が注意深く一人ひとりの生徒を見守っています。それでも残念ながらゼロとは言い切れませんが、学校生活アンケートや普段の学校生活を通じて、いじめを初期段階で把握するように努め、当該学年を中心に学校全体として機敏に対応するようにしております。いじめを受けた生徒に対しては、スクールカウンセラーと連携しながら担任教諭をはじ当該学年を中心に心のケアをして参ります。また、いじめをした生徒に対しては、規程による指導だけではなく、学年担当教員が交互にその生徒と面談を行い、様々な指導を行います。
不登校の生徒は若干名おりますが、学内におります専門のスクールカウンセラーと協力し、プライバシー保護のもと、本人や保護者の要望に応えるように努めております。また、本校に長年勤務し、退職した先生を相談員として配置した相談室を設置し、生徒の現実的な悩み相談や何気ない会話を通じて、今後の対応を検討し、本人や保護者の要望に応えるように努めております。
自転車通学は申請が必要となります。ご自宅から30分以内であれば可能です。また、有楽町線や副都心線が通っている小竹向原駅の区営の駐輪場をお借りいただいて、小竹向原駅からの自転車通学は可能です。上板橋駅からの自転車通学は認められておりません。また、ご自宅が学校に非常に近い場合には駐輪場にも数に限りがありますので、徒歩での通学にご協力いただいています。
クラブ活動の兼部は可能ですが、顧問と相談をしていただきたいと思います。例えば活動日数の多い野球部とサッカー部の兼部は難しいと思います。運動部と文化部や、クラブ活動と委員会活動という兼部の仕方が多いです。
自習室はございます。図書館の1・2階にブース型の自習机が約80席あり、全学年最終下校時刻まで利用可能です。また教室や廊下に設置してある机で自習している生徒の姿も見受けられます。
さらに、高校2年、高校3年は、最終下校時刻から夜8時まで図書館の自習スペースを利用することができます。また、放課後、職員室に近い大きなゼミ教室などを高校3年生専用自習室として開放し、それとは別の教室を高校2年生専用自習室として開放しております。さらに高校3年生の各教室も放課後は自習室として利用しています。
職員室が近いので、疑問が出たらすぐに先生に質問しやすい体制を整えております。毎年、大勢の受験生達で自習室は活気が溢れております。友とともに志望に向けて努力する習慣が、城北では自然な風景となっており、高いレベルでの切磋琢磨や進学に繋がっております。
推薦制度はございます。推薦には、学校推薦型選抜と総合型選抜がございます。学校推薦型選抜の指定校推薦制度では、本校は数多くの大学から指定校を受けており、慶應義塾大学、早稲田大学、私立医学部などから指定校推薦をいただいております。学校推薦型の公募推薦や総合型選抜では、生徒の進学志望に合わせて、過去の入試の情報を基に面接指導などをし、生徒が志望校に進学できるようにサポートしております。
高校生に対して留学制度はございます。本校に在籍したまま海外の後期中等教育機関で学んだ生徒に対して、留学中の単位を認定して進級・卒業を認めます。
錬成期のキャリア教育では、様々な年代の異なる卒業生や保護者の方々に、ご自身の大学受験・大学での専門分野に関する事、また現在の仕事や今でも生かされる城北で培った力など様々なお話をしていただいています。また、職場見学を実施して、普段見ることができない企業の裏側や業務内容にも触れ、将来について考えてもらえるイベントを実施しております。さらに、GPSテストや進路適正検査、大学訪問などの機会を通じて、生徒たちには、興味・関心・将来の志望について深く考えてもらい、自分のことを知り、そして自分が社会にどういう働きかけや貢献ができるのかを考えてもらいます。最終的には、自分の未来を自分で切り拓いていく力を身につけてもらいたいと思っております。