2018/2/21
2月20日(火)の5、6限の時間に、中1・中2の生徒たちによる「私の主張コンクール」が行われました。
「私の主張コンクール」は今年で42回目を迎える、歴史あるイベントです。
コンクール当日を迎えるまでに、さまざまな準備がありました。
まず、国語の授業を使ってクラス予選を開催し、各クラスで最もよい発表を選ぶことで、コンクールに出場する代表者を選出します。
代表者として選ばれた者は、自らの主張にさらに磨きをかけるべく、国語の教員と相談しながら、発表の構成などを見直します。
同時に、冬休み中の書写の課題で各クラスの優秀生として選ばれた生徒が、発表者の名前と発表題目を毛筆で書き、垂れ幕を作成します。
また、各クラスの代表委員にも仕事が割り当てられ、当日の司会進行について打ち合わせをしたり、リハーサルを行ったりしていました。
発表者、書写の優秀生、各クラスの代表委員、そしてクラス予選に参加したすべての生徒がかかわることで、「私の主張コンクール」は成り立っています。
また、審査には教員だけでなく、保護者の方にもかかわっていただくことで、城北が一丸となってコンクールを盛り上げました。
コンクール当日、大勢の観衆を前にして、発表者は緊張を隠せませんでしたが、
さすがにみなクラス代表として勝ち抜いてきただけのことはありました。
身振り手振りや、堂々とした態度で観衆に訴えかけます。
主張の内容は、現代の課題について自分の意見を論じたものや、
自らの趣味のよさを伝えようとするものなど、バラエティに富んでいました。
優勝者、準優勝者、第3位、特別賞の受賞者の発表がすぐれていたのはもちろん、
どの生徒も自ら考え、その考えを他人に必死で伝えようとしていたことがよかったと思います。
これからの時代、自分の頭で考え、自分の言葉で伝えるということがますます重要になってきます。
中学生ならではの新鮮な発想や考え方で、これからも時代を見つめながら歩んでいってほしいですね。
(基礎期スタッフ)