城北ブログ

学校長より~2学期を振り返って~

この一年を振り返ってみて、2018年はどんな年であったでしょうか。
何か一つのことをやり遂げたことがあったでしょうか。何かを達成した後に感じる確かな手応えこそが、皆さんが獲得した成果です。今一度、自分を顧みて、その手応えを大切にしてもらいたいと思います。

また、2学期には、体育祭・文化祭などの大きな学校行事がありました。
そこでの皆さんの生き生きとした取り組みを見て、とても頼もしく感じました。自分たちで創りあげ、盛り上げようとする意欲や姿勢はとても重要です。
これからも一人ひとりが今まで以上に主体性を持ち、学園生活の中で輝いて欲しいと願っています。

さて、今年の10月には本庶佑先生がノーベル生理学・医学賞を受賞するという、嬉しいニュースもありました。
本庶先生は、科学者をめざす小中学生へ「一番重要なのは、不思議だな、という心を大切にすること。教科書に書いてあることを信じない。常に疑いを持って本当はどうなんだろうという心を大切にする」、「つまり、自分の目で物を見る。そして納得する。そこまで諦めない」とメッセージを送っています。
ネットに情報があふれる現代では、自分で考えることがとても大切なことだと思います。

最後になりますが、高校3年生の皆さん。
センター試験まで、1ヶ月足らずとなりました。風邪など引かぬよう、体調に気をつけて下さい。必ず合格するんだという気概を持って、頑張って欲しいと思います。君たちはできます。 

皆さんがどうか平和で希望に満ちた明るい年を、笑顔で迎えてもらいたいと思います。

城北中学校・高等学校校長
小俣 力