2017/6/22
中学2年で行なっている総合学習について紹介します。
城北中学校の2年生の総合学習は、昨年度までの講座制のスタイルではなく、今年度より共通カリキュラムで、城北独自の情報教育を行なっています。
教室は、新しく整備したiRoomにて行ってます。
2020年度新入試で問われているのは、①思考力 ②判断力 ③表現力 と言われています。
そして、2020年度新入試に向けて、文科省が進めている新しい学習指導要領において、従来型の知識偏重型の授業スタイルより、アクティブ・ラーニングを推奨しています。
中学2年生の総合学習では、この授業形態を実践し、生徒の思考力を刺激し、自ら発信できる能力育むことを目標にし、以下のような内容を行なっていきます。
①タイピングやプレゼンテーションアプリ等のICTスキルを磨きます。
②繰り返しプレゼンテーションを行うことで、プレゼンスキルを磨きます。
③情報リテラシー(情報通信機器を適切に利用することができる能力)を学びます。
④グループワークと通して問題解決能力を向上させます。
⑤「調べる」→「ディスカッションする」→「まとめる」→「発表する」 この作業を繰り返し行い、思考力、判断力、表現力を磨きます。
具体的な内容
・自分のオリジナルの安全なパスワードをつくろう
・自己紹介、自分の住んでいるところを紹介しよう
・タイピング能力を高めよう
・グラフの分析能力、メディアリテラシーを身につけよう
・1分間スピーチをしよう(PREP法、SDS法)
・ゲームアプリを通して、情報リテラシーを学ぼう
・情報リテラシーに関するキーワードを検索して、わかったことを発表しよう
・キャッチコピーを考えよう
・プレゼンテーションアプリを使って、プレゼンテーションをしよう
この授業では、定期テストや教科書はありません。
授業中の活動に積極的に参加することで、普段の授業ではなかなか身につけられないスキルを身につけていくことが狙いです。
生徒は、非常に積極的に取り組んでいます。
移動式のホワイトボードなどを積極的に使うことで、生徒は活発にディスカッションしています。
そして先日行なった、「グラフの印象操作」に関しての、グループによるプレーゼンテーションは、レベルの高い内容のプレゼンが目白押しでした。
城北生のポテンシャルの高さを実感することができました。
(情報・視聴覚指導部長より)