2017/2/22
城北の理科では多くの実験を通して、実際に経験してもらって学習してもらっています。
経験に勝るものはありません。この経験を通して、応用力や適応力を育んでいます。
また、実験前の予習や実験後の考察でより内容を深く学習し、大きく成長します。
下の写真は生徒の予習の一部分です。
高校1年生の生物の授業では、溶液濃度の変化に伴う赤血球の体積変化の様子を観察しました。
顕微鏡の使い方は多くの実験を通して習得しているので非常にスムーズでしたが、赤血球を観察するのは初めてなので、見つけるのに苦労をしておりました。
知識では約7㎛と分かっていても実際に自分が見つけるとなると難しいものです。
こういう体験が生徒を成長させてくれます。
それでもすぐにコツをつかみ、溶液濃度を変化させてもすぐに赤血球を見つけることができており、今まで多くの実験で身につけてきたに適応力を発揮していると思います。
実際に赤血球を観察し、体の中を流れている赤血球を自分の目で見たり、授業で学習した体積変化の現象を目の当たりにして非常に面白がっていました。
今後も実験やICT機器を利用して、深く考えたり、体験する授業を通して、生徒たちには楽しんでもらいたいと思います。
(理科スタッフ)