2018/12/28
先日本校のボーリング調査に協力していただいた千葉科学大学危機管理学部危機管理学科の植木岳雪教授のご厚意で、教授が中心となって行っている戸山高校さんのボーリング調査の見学をさせていただきました。
本校のボーリング調査では、ハンドオーガーという人力の掘削道具を用いましたが、今回はもう少し大掛かりな機械を用いて掘削を行います。
掘削に用いたパイプは金属製で、非常に硬く重いものとなっています。
また先端部には刃がついていました。
掘削した土(ボーリングコア)を用いて、その後戸山高校さんの地学室で観察会を行いました。
まずは円柱状になっているボーリングコアを、観察しやすいように二つに切ります。
その後、いくつかの深さで気づいたことを、スケッチを交えながら記録していきます。
次の部活動では、この記録をみんなで見せ合って、それぞれどんなところに注目したのかを話し合ってみたいと思います。
地層から読み取れた、感じ取れたことは十人十色。
だからこそ、複数の目で見ることで、自分は気づかなかった新たな発見ができるかもしれません。
12月27日、講習会の最終日終了後ではありましたが、生徒たちは貴重な体験をすることができて、非常に楽しんでいました。
植木教授、そして戸山高校のみなさん本当にありがとうございました!!
(地学部顧問)