学校の紹介Introduction

理事長・学校長挨拶

学校長挨拶

大樹のように

城北中学校・高等学校 校長 小俣 力城北中学校・高等学校
校長 小俣 力

本校の教育目標は「人間形成と大学進学」です。これは建学以来変わっておりません。人間形成とは、「社会に有為な人間の育成」「社会を支え、社会を導くリーダーとして活躍する人間の育成」です。そのためには、信頼される誠実さ、広い視野、優れた判断力と問題解決力、思いやり、優しさ、多様化を受け入れる広い心などが必要となります。これらは人間としての魅力、いわゆる「人間力」と言えます。

近年のAI(人工知能)の進化は目覚ましいものがあります。しかし、AIでは解決できない問題、対応できない問題が多くあります。そういった計算力では弾き出せない難関に対峙できる力、乗りこえられる力こそ「人間力」だと考えています。その上で、人の心を動かすような魅力を備えてこそ本当の「個性豊かな人材」といえるでしょう。

正門の横に、一本のヒマラヤ杉が大きく育っています。城北学園がこの地に根を下ろすことになった時、地元の人から寄付されたものです。つまり本校と同じ年月を育ち大樹に成長したということです。それを私は、いつも生徒たちと重ね合わせます。人生さまざまなことがありますが、このどっしりと成長したヒマラヤ杉のように、天にまっすぐ伸びる凛とした大樹に育ってもらいたい。そして我々はそれを助け成長させてあげたいと。

また大樹の下には土の中で人知れず張りめぐらした根があることも忘れてはなりません。見えている大樹のようにしっかりと育った根があるのです。見た目だけではなく、見えない部分、中身の部分も大きく成長してもらいたい。それが本校の願いであり、大きな目標です。

理事長挨拶

人間形成と大学進学

学校法人 城北学園 理事長 井上 善雄 学校法人 城北学園
理事長 井上 善雄

城北の創立者深井先生は創立にあたって「教育の使命は、社会に役立つ有為なる人間の育成にある」とし、「そのような人間とはまず優れた人間性を備えその上に広い教養と高い専門性を修めた者である」と教えました。そして中等教育の役割を次のように語りました。

「中等教育の役割は善良で有為なる市民となるのに必要な学問・素養を身につけさせることにあるが、その上になお高い知識や技能を求めて上級の学校への進学を希望する生徒がいたなら、その志望を遂げさせるのも重要な責務である」

本校の「人間形成と大学進学」という教育目標はこの深井先生の考えに基づいたものです。

本校の教育は、創立以来受け継がれている「質実厳正」の精神を大きな柱として

1.社会性を備え正しい道理の実行ができる人間の育成

2.努力を惜しまず自律的に行動できる人間の育成

3.感受性を豊かにもち、自己啓発と創造力に富む人間の育成

を基本に、本校の校訓である「着実・勤勉・自主」を日々の行動の規範に位置づけ、教育目標である「人間形成と大学進学」の達成に努めております。

学園として目下最大の課題は、2020年度以降の新しい大学入試への対応です。来るべき大学入試改革は、知識の暗記・再生に偏りがちだった従前の入試から「思考力」「判断力」「表現力」を問うために記述式や多数の正解がある問題など、多様なパターンの問題の導入が検討されています。こうした世の中の流れは、教育目標である「人間形成と大学進学」に合致しており、必ずやご父兄の皆さまと生徒諸君のご期待に応えられるものと確信しております。