定期試験よりも出題範囲が広く、応用問題など難易度の高い問題の割合が多くなる本校教員作成による試験です。日常の学習姿勢が問われ、真の実力が試されます。中2からは実力試験の結果が、次年度の選抜クラス選考基準の1つになっています。
その他、希望制模試を多く設定しており、各自、先を見据えた計画に沿って挑戦できる実力を試す機会を多く準備しています。
模試の結果に対しては教員への分析会を行い、データに基づいた生徒へのアドバイスをして、生徒のスムーズかつ効率的な成長へのバックアップをしています。
生徒が希望した講座を受講します。2023年度の夏期講習では、中1〜高3で450講座以上が設定され、高3対象は170講座以上設定されました。生徒の約96%が受講しています。また、学年横断型の講座も設定されています。さらに、主要5教科以外にもプログラミング言語「Python」講座やデッサン等の芸術科目講座も設定され、幅広い講座が展開されています。講習会は有料です。50分講座が1日あたり400円で受講できます。
高校3年生の3学期は、必ず登校する日が数日だけですが、ほとんどの生徒が特別講座を選択して毎日のように登校しています。講座は、大学別、難易度別、分野別の様々な講座が設定されています。特別講座で、最後の最後まで学力を磨き、本番を迎えます。OBからも「特別講座をしっかり受け、学校に来て、生活習慣を乱さず、頑張り続けた生徒が結果を残しましたね」という声をいただいています。国公立大学後期試験の直前まで伴走する指導をおこなっています。
自学自習スタイルで、10日間で100時間以上の学習を実践していきます。教員への質問も可能で、友人と共に、自分の限界を押し広げ、新しい自分へと成長できる機会となっています。
学年スタッフが中心となり、放課後に自習室・教室・ゼミ室など利用できるように開放しています。毎日、多くの生徒が、友人と誘い合って、自習室などを利用しています。高校2・高3生は平日20時まで、土曜日は18時まで利用可能となっています。教員への質問ももちろん可能で、多くの生徒が質問や相談、添削や補習などをお願いしています。
大学入試の動向や結果分析、卒業生の入試結果の集計データ、在校生に向けた合格者のコメントなどを載せた進学情報資料集を作成し、生徒に配付しています。進学情報資料は多くの生徒が参考にし、自分の将来を考える城北の伝統かつ貴重なデータ集となっており、これこそが城北生の後悔しない進学選択の支えになっています。
高校2・高3年の生徒にむけて、OBを招いて受験体験や受験アドバイス、大学でのリアルな生活や研究内容などを聞くことができる機会となっています。現役生はOBに相談することもでき、進学に向けてのアドバイスを直接もらうことができます。例年70~80名のOBが全国から集まってくれ、現役生のためならと、力を貸してくれます。
錬成期が主体となって「将来を考える会」や「企業訪問」を実施しています。「将来を考える会」では、在校生の保護者や卒業生に自身の職業についての講演をしていただき、生徒が将来を考える機会としています。漠然としている「将来」というものを、様々な視点からの見方を知ることで、自分の未来を描いていく機会とし、今後のモチベーションに繋げていきます。自分の強みを考え、その分野の新しい未来を切り拓くためにの大切な機会となっています。「企業訪問」では生徒が希望する企業様にご協力いただき、訪問させていただいて、業務内容や意識など普段では知ることができない世界や思い、考えなどを教えていただいております。
医学部を志望する生徒向けに、医学部受験セミナーを実施しているほか、小論文の指導や面接指導などの環境を整えています。順天堂大学との高大連携では医学部志望者を中心に、現役医師の生の声を聴いたり、医学部生の使う医療機器を体験するなどプログラムを通して医師を志望する覚悟をもってもらい、モチベーションを高めています。また、多様化する入試方式の中で、面接試験が課される場合には教職員を面接官とする「模擬面接」の指導を行なっています。
日本全国すべての医学部入試において面接試験が必須となっています。また、医学部以外の学部においても、学校推薦型選抜や総合型選抜においては特に面接試験が課されることが多くあります。こうした入試に対応するため、高3生を対象として学校長以下、主に本校教職員を面接官とした模擬面接練習を行なっています。
高2・高3でそれぞれ年2回、学校として公式な志望校調査を行なっています。調査結果から、国公立大学の志望動向や、校内における志望校別人数推移などを把握し、学校としての指導の改善に充てています。また、生徒の模擬試験後は教員間で結果分析会を行い、教員の指導意識を高め、生徒の今後の指導へと役立てています。
既卒受験を決めた生徒、既卒受験を悩んでいる生徒を対象に、各予備校の特徴や使用教材がわかる説明会を企画しています。予備校名ではなく、自身に合った予備校を選択できるようにサポートしています。
高2・高3新旧担任が一同に会し、一年間の指導の報告と反省を共有する会を実施しています。指導上の注意点や効果のあった指導を翌年度の高2・高3教員へ受け継いでいくことで、学校としての指導水準を一定以上に保ちつつ、教員の個性を掛け合わせて指導の質を向上させています。
2023年1月31日(火)、順天堂大学と「連携協力に関する協力書」を締結しました。
両法人の教員・学生・生徒間の交流、大学の施設見学、出張授業などの教育交流を中心に展開していく予定です。
■ 2023年度 交流事例
MeditLabによる出張授業/順天堂大学医学部生OBとの座談会/日本医学教育歴史館見学
メディカルテクノロジーシュミレーションセンター見学/医学部教授の講演聴講/水球部合同練習
進学センターでは、入試に関する様々な情報を提供すると共に、進路や受験に関する相談や質問を、随時受け付けられるように教員や担当者を配置しています。
多くの大学の赤本を備えているだけでなく、大学イベント情報や入試情報などが瞬時に把握できるように、独自のサイトも立ち上げています。
■ 講演会・セミナー
「大学での新しい学びとは」東京大学名誉教授 石浦章一先生(2023年)
順天堂大学MeditLabによる交流事業 順天堂大学医学部人体病理病態学 小倉加奈子先生 發知詩織先生
順天堂大学 外科学教室・小児外科 山髙篤行先生
「医学部受験セミナー」医学部受験予備校 富士学院
「将来を考える会」錬成期主催 社会人の卒業生
■ 見学会・交流会
東京大学キャンパスツアー
順天堂大学メディカルテクノロジーシュミレーションセンター見学