2018/3/27
みなさんにとって、平成29年度は、どんな一年でしたか?
学校生活の中で、何が身に付いたのか、また何が不充分であったのか、しっかりと受け止めましょう。
今の自分を謙虚に点検・反省することが、自分をより高め、成長していくことにつながります。
やり残してきたこと、努力が不充分であったところ、やらなければならないと思うことを、
この春休みにじっくりと時間をかけて取り組みましょう。
一人ひとりが目標を明確にし、また気持ちを新たにし、四月から始まる学園生活に臨んで欲しいと思います。
中学修了式を迎えた中学3年生へ。
4月から始まる高校生活に向けて、皆さんに望むことは3つあります。
①自分の興味や関心、適性や将来について、深く考えよう。
②今まで以上に責任を持ち、積極的に行動しよう。
③友だちや人の話に耳を傾け、面と向かって「直接」話をしよう
皆さんが城北を巣立つ頃の日本は、少子高齢化やグローバル化が一層進展していることでしょう。
昨日うまくいったから、明日もうまくいくとは限らない時代。
そんな時代を逞しく生きていくためには、自分の将来をしっかり考え、積極的に責任を持って行動すること、
コミュニケーション能力を高めていくことが必要です。
皆さんは、社会に役立つリーダーとして活躍する人たちなのです。
そして今の自分があるのは、愛情深く見守ってくれたご両親をはじめ、ご家族の方々、
また諸先生方や多くの人たちの温かい励ましと支えがあったことを決して忘れないで下さい。
これからも着実・勤勉・自主の校訓を胸に刻み、自分の無限の可能性を信じ、諦めず、将来の夢に向かって地道な努力をして下さい。
在校生のみなさんが、来年度も、城北の仲間たちと共に更に飛躍できることを期待しております。
城北中学校・高等学校 校長 小俣 力