6年間の土台となる時期です。基本的な生活習慣の確立と教科の基礎力を高め、共存に必要な思いやりを習得してもらいます。各種行事やクラブ活動を通じて、勉学のみならず社会性や思いやりを養うと同時に、創造力や思考力を高め、コミュニケーション能力や多様性を受け入れる広い心を身に付けます。
クラブに入部し活動することで、熱中できるものを探し、チャレンジ精神も養います。同時に、先輩や仲間との触れ合いを通じて、社会性や協力する大切さも学び、勉強とクラブ活動のバランスをとった学校生活を目指します。なお、高校生からは、入部は自由となります。
授業への積極性、図書館の利用、宿題、提出物への取り組みなどを通じて、学校で学ぶことを大切にします。教員も面談などを通じてフォローできる体制をとっています。勉強・クラブを通じて全てを学校で完結できるようサポートしています。
授業以外でもHRや各種行事の前にも本校伝統の「静座」を行います。本校は50分授業を徹底。50分に一度きちんと休憩を入れることで、集中した授業を行います。
わからないことはすぐに職員室前で聞くことができるように基礎期職員室前の廊下には、ホワイトボードと机椅子が設置されています。もちろんその場所限定ではなく生徒のフォローをしています。面談回数が多いのも本校の特徴で学校生活の悩みも対応しています。
大学入試に関わってくる主要教科の時間数を増やすことで、基礎学力定着を図っています。一部の科目は、中3から高1の教科書に入るため、中学の課程は中2で終了できるようなカリキュラムとなっています。
毎日の授業の定着を図り、学習習慣を身につけるために、宿題や小テストを最大限に活用しています。これらのことは勉強面のみならず、生活の様子を把握するための指導材料としても活用しています。
差がつきやすい数学をフォローします。
基礎をしっかり身につけて高校課程に入ります。
表面的な理解から、原理や生物構造を理解し、なぜ?が説明できるようになる本物に触れるきっかけの授業です。
一斉授業型の形式ではなく、生徒自身で考え、話し合い、プロジェクトを進める授業です。自分の興味あることを探求し、まとめ、発表することで「思考力・判断力・発信力」を身につけます。
第2の入学式と位置づけており、集団生活によってさまざまなことを学んでもらうため、班行動でのオリエンテーリング、飯盒炊飯、校歌コンクール、合唱課題曲の練習などのプログラムを用意しています。これによって、生徒の団結心を養う目的があります。
与えられた教材を使うわけではなく、すべて自分の考えで用意し実験し、そこでわかったことを発表する。まさにゼロからの研究となります。金賞を取った生徒は、校外の発表会にも参加しています。近年では、校外の場でも優秀な成績を収める生徒も多くなってきました。
テント泊のキャンプを行い、自然との触れ合い、共同作業で一致団結するテント泊の体験を通して、集団生活を学びます。普段何気なく送っている生活、例えば火をつけること一つ取っても、その不便さから、普段の生活への感謝が生まれます。さらには、人間関係の大切さを感じ取ってもらい、連帯意識を高めるためものです。
最後まであきらめないという気持を培うのが目的ですが、後半力尽きてあきらめそうになる生徒を、みんなで励まし、最後まで完走するために応援する大切さを学ぶことにもなります。完走後には、普段よりお弁当がおいしく感じるとの声も飛び交います。
夏休みの理科と同様、冬休みの国語の宿題として“私の主張”というテーマでの作文制作があります。冬休み後、集まった作品の中から、各クラスで代表を選出し、全校大会となります。教員をうならせる作品ばかりで、その視点の面白さに驚かされます。その面白い着眼点を、独創的かつ論理的に発表すべく、表現力も加味して大会に臨みます。
基礎期授業科目はこちらからご覧いただけます。