2018/10/23
これからの日本を担えるリーダーを養成するための高校生対象の宿泊研修「きらめき未来塾」が夏休み中の8月6日から9日まで新宿の日本青年館で開かれ、
今年も1名の城北生が応募し、選ばれて参加しました。
4日間の講義や討論に参加し、全国から集まった生徒同士の交流を行ってきました。
〈きらめき未来塾2018に参加して〉
「思考、考察、共有の重要性」 H1D 宮下 凌輔
私は常に思考している。勿論、ただポカーンと上の空でいることも楽だが、考えているときは時間を忘れる事ができる。
そして何らかの思考の結果を客観的に考察し、他の人に共有したいと思うが共有する事ができない。
なぜならそんなことをしたら只々周りの人は絶対に引くからだ。
人は常に表層的なコミュニケ―ションの上に関係を築き上げる。
なぜならばその方が楽だからだ。思考、考察には如何せん手間がかかる。
もうこの時点でこの感想文に十分に引く要素があると思っているだろうが、私は思考、考察、共有は特に重要だと思う。
というのも、グローバルが叫ばれる社会に我々が出たとき、この3つの行動は必要不可欠になりうると実感したからだ。
私は生徒会執行部に所属しているが、きらめき未来塾2018の推薦の話をいただいたときすぐ手を挙げた。
講義はどれも非常に魅力的であったし、全国の高校生と意見交換ができるのは何よりも貴重な経験になると確信したからだ。
きらめき未来塾に行ってまず驚いたのは本当に全国の高校生がいたことだ。北は岩手、南は沖縄。
そして男女はもちろん全員が違った目標を持っていた。調理師になりたい。国連で働きたい。漫画家になりたい等々、私の普段の学生生活ではここまで多様性を感じることは困難だろう。
様々な人と交流し、友人も作る事ができた。
講義をしてくださった方々も早稲田大学12代学長を務められた西原春夫さん、学芸大学名誉教授であり学長も務められた鷲山恭彦さん等日本を代表するような方々ばかり。
各講義でのディスカッションも思考、考察、共有は必須なうえ、複数の意見を持つことが重要であった。
賛成、肯定だけでなくそれと同時に反対、否定の意見を持ち、多角的な考えが身に着くような内容だった。
卒塾式での将来の夢の代表発表やプレゼンテーションなどもあり非常に充実していたし、重要な経験になった。
私は将来教育系ベンチャー企業を立ち上げたいと思っているのだが、物事を多角的にとらえることはどんなことにおいても重要である。
このようなことを学べたこと、またさまざまな友人ができたことはこれからの人生において大きな意義となったと思う。