城北ブログ

学校長より~3学期を迎えて~

新しい年を迎え、いよいよ3学期がスタートします。

昔からの格言で「一年の計は元旦にあり」「一日の計はあした(朝)にあり」と言われています。
一日のはじめである朝に、その日の計画を思い巡らせ、一年の心づもりを元旦にするという意味です。
しっかりとした目標や計画を立て、着実に実行せよ、という教えです。
ただ、この目標や計画を立てる時には、今までやってきたことを反省し評価することが必要です。具体的に言えば、学校生活において、自分はどうだったのか反省し、良い所、さらに伸ばすべき所はどこなのか、原因は何なのか、自己分析します。そして、改善すべき要素を盛り込み、目標や計画を立てましょう。
今までに、決意をしてもなかなか実現出来ずに、時には自己嫌悪に陥る経験をした人もたくさんいるのではないかと思いますが、それでも、また決意を新たにするのです。

3学期は学んだことや経験したことを自分のものとしてまとめ上げ、今後の学習や学園生活に生かしていく心構えが必要です。生活の基盤を学校において、学習の基本を授業に据えていくこと、学校生活はもとより、あらゆることに対して主体的に取り組み挑戦していく姿勢をもち、3学期をしっかり仕上げて、学年の最後を飾って欲しいと思います。

高校3年生は、いよいよ1月19日・20日にはセンター試験が行われ、それから2ヶ月にわたって入試が続きます。くれぐれも体調を崩すことのないよう、「必ず合格するんだ」という気概をもって、一人ひとりが、それぞれの目標を達成することを願っています。

最後になりますが、城北生の皆さんは、これからの社会の第一線で活躍していく人たちです。だからこそ、マナーやモラルを備えた見識のあるさわやかな生徒、挨拶や時間を守ることのできる、相手を気遣い思いやることのできるさわやかな生徒であってもらいたいと思います。

今年は、無病息災を願う動物「亥(いのしし)」の年です。相手を思いやることを忘れずに、目標や夢に向かって全力で猪突猛進しましょう。