城北ブログ

【高3】自宅学習期間中の取り組み(2)

前回紹介した英語・社会・ホームルームに続いて、国語・数学・理科の取り組みを紹介します。

*国語科の取り組み
Google classroomを通じて問題を配信し、解答・解説をオンデマンド授業で行っています。
国公立、私立文系大学、共通テストなど志望校や受験形態に応じて、現代文・古典それぞれの授業を展開しています。オンデマンド授業で補うことのできない生徒からの疑問・質問には、教員がウェブ会議システム上に常駐する時間を設定することで応えています。
また、記述問題については、解答をロイロノートで提出させ、教員が添削・返却しています。

*数学科の取り組み
週5日、1授業あたり2題の問題を取り上げて解説するオンライン授業を配信しています。
授業冒頭に問題を配信し、その場で生徒が解答し、教員が解説しています。
また、Google classroomを通じて問題を配信、解答を提出させて演習量を確保しています。

*理科の取り組み
3科目で遠隔授業を行っています。
化学では、週4回のオンライン授業で、新規分野の授業と問題演習を合わせて行っています。
物理は、演習問題を配信し、オンデマンド授業で問題の解説を行っています。生徒からの疑問・質問などはメールを通じて常時受け付けています。さらに、担当者ごとにカリキュラムを進めるオンデマンド授業も展開しています。
生物は、課題を配信してLINE等で提出してもらい、添削して送り返しています。あとは、それを使って質問に返答したり、模試の感触を聞いたり、悩みがあれば相談に乗っています。

以上、高3学年の休校期間中の取り組みでした。

この長い3か月の休校期間の中、2年間あるいは5年間を共に過ごしてきた生徒たちのために、学年スタッフで、教科担当で何ができるのかを考え、試行錯誤しながら取り組んでまいりました。
生徒たちは、今までよりいっそう自分で生活を整え、自主学習を計画的に組み立てていく「自律」が求められました。この未曾有の事態の中で、思うようにならない時間を経験しながらもくじけず前へ進もうと模索している姿が印象的でした。この期間に、生徒たちがまた一回り成長し、頼もしくなったように感じています。この経験を十二分に吸収して、次の飛躍へと活かしていくことを願っています。

最後に、休校期間中の様々な生徒たちへの教育活動に取り組むことができましたのも、ご家庭のご理解と多大なご協力あってのことでした。この場を借りて感謝申し上げます。

休校期間が明け分散登校が始まります。改めて、大学受験へ向けて一緒に駆け出していこう!
ガンバレ!高3生!

(高校3年学年スタッフ)