城北ブログ

学校長より~2学期を終えて~

今年は、新型コロナウイルスの感染拡大と対峙した、激動の1年でした。生徒の皆さんにとって2020年はどんな年であったでしょうか。学校生活全般にわたっても振り返ってみてください。
何かをやり遂げた後に自分自身が感じる確かな手応えこそが、皆さんが獲得した一年の成果です。自分をかえりみて、その確かな手応えを大切にしてください。一方で、不本意な生活を送ったとき、自分を変えていくのも全て自分の意思にかかっています。
いずれにせよ、「学んだ経験」として、ポジティブに自分自身で受け止め、最後の学期に備えてください。

次に、私が好きな言葉として、流通評論家の吉田貞雄さんの「夢の八訓」を紹介します。

   のある者には希望がある。
希望のある者には目標がある。
目標のある者には計画がある。
計画のある者には行動がある。
行動のある者には実績がある。
実績のある者には反省がある。
反省のある者には進歩がある。
進歩のある者には   がある。

人が行動を起こす原動力になるものが、初めの 夢 なのです。
夢 → 希望 → 目標 → 計画 → 行動 → 実績 → 反省 → 進歩 → 夢
と循環して、再び夢に戻ります。
ひとめぐりした後の夢は、初めのものとは違うさらに大きな夢になります。
生徒の皆さんには、こんなときだからこそ「夢」を抱いて欲しいと強く思います。

冬休み中は不規則な生活にならないように注意するとともに、新型コロナウイルス感染症の予防を引き続き、徹底してください。そして、年末に忙しくしている親御さんの手伝いなども積極的にしてください。
高校3年生の皆さんは、大学入学共通テストまで1ヶ月足らずとなりました。体調に気をつけて、必ず合格するんだという強い気持ちをもってください。自分の夢に向け、自分を信じて、最後の頑張りを見せてほしいと思います。

コロナ禍はまだ続きそうですが、城北学園は生徒の皆さんを応援し続けます。どうか笑顔で、夢を持って新しい年を迎えてもらいたいと思います。

(城北中学校・高等学校 校長 小俣 力)