2021/3/21
3月2日(火)の5・6時間目に、中1・中2の生徒達による「私の主張コンクール」が開催されました。これは今年で開催45回目を迎える、本校の伝統行事の一つです。
まずは国語の授業やHRの時間を使って予選を行い、各クラスから1人ずつ代表者を選出します。代表者達は国語の教員と相談しながら自分達の発表に更なる磨きをかけていき、コンクール当日では審査員や観衆の前で自分の主張を述べます。
例年ですと2学年合同で行いますが、今年は安全面を考慮し、学年ごとに実施しました。
5時間目の中2学年のコンクールでは、グラフや表といった資料を提示しつつ発表するという形式をとりました。自分の主張に説得力をもたせるべく、スクリーンに映し出される資料を活用する姿からは、日頃の学習の成果がうかがえます。また、声に抑揚をつけたり、観衆が思わず笑ってしまうような面白いエピソードを入れたりするなどの工夫が見られ、先輩としての余裕が感じられる素晴らしいスピーチばかりでした。
6時間目に行われた中1学年のコンクールでは、資料の提示はしない、オーソドックスな形式で発表を行いました。身振り手振りを交えつつスピーチを行う発表者達の姿は、中学1年生とは思えないほど落ち着いたものであり、とても印象的でした。
代表者達は、はじめの方こそ緊張した面持ちでしたが、みな本番では堂々と発表してくれました。また、司会や審査員の紹介など、当日の運営のほとんどを生徒達のみで行いましたが、進行は極めてスムーズでした。これは、観衆として参加した生徒達の発表を聞く態度がよかったことも影響しているでしょう。生徒達が一丸となって成功に導いた行事であったと思います。
(国語科スタッフ)