2022/11/10
2日目は民泊。入村式を行なったあと、ご家庭ごとに車に乗って、ご自宅へ。その後、様々な体験を行なったようです。ご家庭ごとに体験内容は変わってきます。サーダーアンダギー作り、パイナップル収穫、くず餅作り、かぼちゃの誘引、記念館・博物館の観覧やパークゴルフ、バナナ栽培の手入れ、シークヮーサーパーク見学、沖縄三線体験などなど。昼食、夕飯、朝食と手作りの沖縄料理を振る舞ってくださり、タコライスや沖縄そば、天ぷらなどどれも美味しかったと生徒たちは口を揃えて言っておりました。また、夜には皆既日食も見ることができ、貴重な体験をしたようです。さらに、皆さん、コミュニケーションを積極的にとってくださり、生徒たちも安心して、ご家庭の方々と交流ができ、リアルな生活、文化、自然を体験できました。お世話になったご自宅から離村式にやってきた生徒たちの顔は柔らかく、どの生徒たちも「楽しかった」「ご飯がめっちゃうまかったです」など笑顔で話してくれました。生徒たちにとって本当に良い本物に触れる貴重な機会となりました。民泊を受け入れて下さったご家庭の方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
以下生徒の感想です。
・民泊でお世話になった方はとても気さくで優しく、沖縄の生活を色々教わった。東村体育館を出てすぐ、海岸に連れていってもらった。水切りや貝笛の仕方、鳴いているセミについてや、海の潮の満ち引き、割るときれいな貝殻など教えてもらったあと、タコライス、パイン、ドラゴンフルーツ、たまごスープを食べた。食事は全部津ご夫婦特製で量もたくさんあるため、毎食お腹一杯に食べられて幸せだった。そのあと東村の農園を1通りドライブでめぐったあと、所有されている農園でサトウキビを生で食した。甘く、でも口触りの良い柔らかいサトウキビだった。他にも、パッションフルーツ等も食べ、自家製シークワーサーをいただいた。沖縄の生活資料館や、スポーツ資料館にも連れていってもらい、沖縄の昔の生活様式や、生物、スポーツなどを学んだ。帰り際にまた海に連れていってもらい、今度は人が多いからと、別のみちから海まで連れていってもらった。沖縄の海はやはりきれいだった。夕飯は御夫婦がお店を開いていた頃の奥様の得意料理であるそーきそばとそば飯、サーターアンダギー、かき揚げを食べた。感動するほど、そーきそばが美味しかった。お風呂に入ったあとは、みんなで皆既月食を見て寝た。翌日の朝は天気が良く、昨夜教わった安い自販機に行く途中の海ですこし散歩をした。朝食は、たくさんの種類の沖縄料理を食べた。民泊の食事は自分の好きな味で、とても食べやすく、美味しかった。食後には、スターフルーツと自家製のマンゴープリンを食べ、沖縄料理に終止符を打った。カラオケもさせてもらい、三味線も夜教えてもらった。とても密度の濃い最高な一日だった。
・福地ダムに向かった。ここは、世界では他に見ることのできない設計方法になっていて、ダムの水の堤防に、セメントではなく農業の土(コア)やフィルター、石が使われていて、その高さは90mもあった。すごい光景だった。
そのあと、所有されているパイナップル農場に向かった。農場は、この地域で3番目に広く、生産数は1位だそうだ。パイナップル農場で、パイナップルを8個くらい取った。手に持つとかなり重かったが、剥いていないにも関わらずパイナップルの良い匂いがした。また、猪対策のフェンスを作り、台風が来ても倒れないように紐を結んだ。
昼食は、タコライスがメインで、これがめちゃめちゃ美味しかった。さらに夕飯では、沖縄そば、チキン唐揚げ、コーンスープなどだった。これまた、とても美味しかった。夕食後、サーターアンダギーを作った。スーパーに売っているものとは違って、とても甘くて美味しかった。自分で生地を作って丸めて揚げたのが更に美味しさを感じさせた。
その後、UNOをしたり、夜空を見たりして、ともに時間を過ごした。とても面白く、いい方で、大学や将来の仕事、経営されている会社に関しての話など、とても興味深い話を聞けた。