2017/2/21
2月21日(火)、「私の主張コンクール」が行われました。
今年で41回目となる伝統ある行事です。
冬休みの課題として自分の主張を述べる作文を書き、それを3学期の国語の授業やホームルームの時間にクラス全員がクラスの中で発表します。
そして、各クラスで選ばれた代表が、本日のコンクールで競います。
このコンクールは、生徒が主体となって運営する行事のひとつです。
司会進行は代表委員が行います。
また、弁士の氏名や題名を記した垂れ幕は、各クラスの書き初め展1位の生徒が、放課後に1時間以上かけて書き上げたものです。
発表に向けて、事前の準備は入念に行われました。
出場者は直前まで、発表の練習を重ねました。
主張の内容も工夫されたものが多く、自分が日頃から感じているテーマを取り上げたもの、他人とは違った視点で物事に斬り込んだもの、データをもとに説得力を持たせたものなど、レベルの高い論が揃っていました。
そして、本番では身振り・手振りや抑揚をつけて巧みに振る舞う弁士も多く、聴衆に訴えかけるパフォーマンスが目を引きました。
とくに、中学2年生は昨年度のコンクールを経験しただけあって、発表の随所に工夫が感じられました。
総勢14名、お互いがしのぎを削った論戦。
11名の審査員による審査の点数も僅差となりました。
優勝・準優勝・第3位・特別賞の生徒は、校長先生から表彰されました。
個人戦でありながらも会場からは出場者への温かい声援・拍手が送られました。
また、クラスでは出場者に対するアドバイスや応援もありました。
そういった意味では、全員で作り上げた行事であったといえます。
中学2年生は2年間、自分の意見を発信した経験を今後に生かし、中学1年生はまた来年に、成長した姿で自分の主張を展開してほしいと思います。
(国語科スタッフ)