2023/9/21
9/18(月)に東京都高等学校新人大会が駒沢オリンピック公園内の陸上競技場で行われました。
今年度は、多くの種目で支部予選会を勝ち抜き、都新人大会への出場を決めております。
100m・200m・400m・1500m2名・走幅跳2名・4×100mR・4×400mR
この日は大会2日目。
本校からは、400m・1500m・走幅跳・4×100mRに出場しました。
400m・1500m・走幅跳は残念ながら予選敗退となりましたが、1500mでは2名ともに自己ベストを更新するなど、自分たちの実力をしっかりと発揮することができました。
4×100mRでは、48チーム中5位(タイムも42秒45でチームベストでした)で見事に予選通過。見事決勝進出を果たしました。
決勝に向けて、予選のバトンパスでの修正点などを選手たち同士で話し合いながら過ごしておりました。
東京都で3位以内に入ると関東新人大会に進出することができるので、選手たちも決勝に残ったからにはそこまで狙うつもりでギラギラしておりました。
いざ決勝。
予選でのバトンパスも修正され、3〜4位で推移しながら、最後は微妙なラインでフィニッシュ!結果としては、42秒02というチームベストの更新で4位入賞を果たしました。
ちなみに3位は41秒99だったので、わずか100分の3秒差で関東新人大会には届かず。
ですが、予選から0.4秒も上げることができた修正力は素晴らしいものがあったと感じております。
見事な走りをした選手たちにコメントをもらいました。
「ほんのわずかな差で関東新人を逃すという悔しい結果でしたが、ついこの前まで格上だった相手に0.03秒の差まで迫ることができ、自分たちの成長が感じられて充実した試合になったと思います。ここで満足せず来年は確実に関東大会を狙えるように頑張ります」
「今期最高のレースが出来た嬉しさと、ギリギリで関東大会を逃した悔しさが同時に来ました。来年は全てを懸けて総体都予選を必ず通過します」
「0.03秒というわずかな差を詰めれなかった自分を見つめ直し、来年に向けて今後の練習に全力で取り組んでいきます。」
「他の3人としっかりリレーを走って貢献できたことが嬉しいし、今までの結果で格上だったチームと同等に走れたことで成長を実感できたが、バトンパスで少しミスをしてしまったことが0.03秒の差につながったと思うので、今後の練習でメンタル・技術含めて成長していきたいです。来年の春はより良い結果となるように頑張ります!」
選手たちの言葉はいずれも、頑張った結果は嬉しいものの、紙一重足りなかった部分があったことに対する悔しさが滲んでおりました。
本校の陸上部は生徒主体で活動しています。
練習メニューも生徒たちがよく相談をして決め、日頃の練習の取り組みも自分たちで
しっかりとマネジメントをしています。
これは先輩たちから脈々と受け継がれてきている流れであり、その流れを汲んできたからこそ、今回の活躍につながっているのだと思います。
生徒たちがあれこれ試行錯誤しながら、一生懸命活動しているからこそ、中学・高校の部活動として大切な部分が養われていくものだと感じております。
今後の活躍、そしてクラブ活動だけではなく人間的にさらに成長していく彼らの姿が楽しみです。 (陸上部顧問)