2026/3/23
中学修了式の第2部として、「卒業研究発表会」を実施しました。中学3年生はこの1年間、それぞれの興味・関心に基づいてテーマを設定し、探究活動に取り組んできました。当日は、その集大成として一人ひとりが研究成果をプレゼンテーション形式で発表しました。

各クラスでの選考を経て選ばれた代表生徒が、学年全体の前で発表を行い、どの発表からも1年間の努力と工夫が感じられました。研究テーマは「ハンミョウの産卵」や「なぜ日本の木造建築は長持ちするのか?」をはじめとした理科や音楽、建築など多岐にわたり、独創的な視点に基づいた内容が多く見られたのも特徴です。今年は、Inspire High主催の「Inspired 100」に選出された研究もあり、大変嬉しい成果となりました。

こうした探究活動の魅力は、自ら問いを立て、考え抜く力を育てる点にあります。「なぜだろう」「どうすればよいのだろう」といった疑問を出発点に、自分で情報を集め、試行錯誤を重ねながら答えに近づいていく。その過程こそが大きな学びとなります。

また、自分の興味に基づいて取り組むことで、学びに対する姿勢がより主体的になり、継続力や粘り強さも養われます。さらに、発表や意見交換を通して他者の考えに触れることで、視野が広がり、より深い思考へとつながっていきます。

これからの社会において求められるのは、正解のない問いに向き合い、自ら考え、判断し、行動する力です。今回の経験は、生徒たちにとってその力を育む大きな一歩となったことと思います。
本校では今後も、こうした探究活動を通して「学び方を学ぶ」機会を大切にしてまいります。