2017/4/28
2020年度から始まる新入試、対応するためには次のような力が必要となると考えられています。
①知識・技能
②思考力・判断力・表現力
③主体性・多様性・協働性
城北中学では、30年前から実験観察を重視し、実験をしたまとめをレポートとして書かせてきました。
そして、新入試に対応する力(特に②と③)を身に着けるため、実験結果をまとめ、プレゼンするという作業を新たに付け加えることにしました。
今回の物理実験は、「光の反射・屈折」についてです。
光の屈折なので、実験室を暗くして実験をします。
実験の後は、プレゼン資料の作成開始です。
今回は画用紙に、マジックで書いていきます。
まずは、グループごとに、実験結果をふまえて、資料を見ながら下書きを書いていきます。
生徒は活発にディスカッションをしていました。
そして、次の時間は、今年度整備したアクティブ・ラーニング専用教室(実は、まだ名称が決まってません)に移って、プレゼン資料の作成の続きです。
各テーブルにあるホワイトボードにディスカッションした内容を書き込んでいるグループもいました。
プレゼン資料提出の時間をあらかじめ伝え、生徒たちは終わっていようが終わっていますが提出します。
提出した資料を、教員のiPadで写真を撮り、それを大型モニターに映して、プレゼン開始。
未完成のプレゼン資料でも、それを使って発表していきます。
今回は、初めてのこともあり、未完成(下書き)のプレゼン資料が多かったです(残念!)。
プレゼンしている時、その他の生徒は、相互評価シートを使って評価をしていきます。
その評価は、教員のつけた評価に反映されますので、生徒は真剣に発表していました。
この発表を通して、生徒が自分で考え、気付き、理解することによって、理科に対して前向きに取り組んでいってもらえることを期待してます。
生徒は、我々教員が考えていたよりハイレベルなディスカッションとプレゼンを披露してくれました。
城北生のポテンシャルの高さを実感することができました。
(中1理科スタッフ)