2017/6/15
高校2年生の地学の授業では、実習を多く取り入れています。
今回は自分の手で簡単な模型を作成して、体験から地震に対する建物の応答の仕方を学びました。
よく高層ビル等の高い建物は、長い周期の揺れに弱いと言います。
それを再現したものが、この“ゆらゆら”です(納口,2011)。
それぞれ、高い建物から低い建物までを表しています。
これらを自ら作り
揺らすことで建物がどのような周期で揺れやすいのかを体感から学びます。
また、建物の高さだけではなく、耐震構造モデル、免震構造モデル、制震構造モデルのゆらゆらも作成し、それぞれ固有振動数がどのように変わるのか、そしてそれがどのように地震対策に用いられているのかを学びます。
【参考文献】納口恭明(2011)『世界一安上がりな固有振動実験装置“ゆらゆら”』
(高2理科スタッフ)