城北ブログ

中1地学 岩石分類実習

物・地の授業では、レポートを提出する実験とプレゼンを実施する実験をそれぞれ学期に1回ずつ行なっています。今回は、2学期のプレゼンを実施する実習として「岩石分類実習」を行いました。

中1の物・地の授業は、現在地学分野を学習しています。岩石には、火山岩、深成岩、堆積岩の3種類があり、それぞれでき方や特徴が異なります。今回、生徒たちは、12種類の岩石の分類を行いました。

最初の1時間目、生徒たちは、実際の岩石サンプルを見ながら、そしてiPadを使って検索しながら、岩石の名称を判定して行きます。生徒は、iPadの操作は慣れたもので、ルーペ(アナログ)とiPad(デジタル)を使い分けながら精力的にディスカッションしていました。

2時間目は、岩石の名称が書いてあるワークシートに、正しいと考えた岩石を置いていきます。そして、次の時間のプレゼンに向けて、プレゼン資料の作成に取り掛かります。プレゼン資料は、学習支援ソフトのロイロノートというアプリを使って、作っていきます。作った資料も、ロイロノートの提出箱に提出していきます。生徒たちは、実際に撮った岩石の写真や自分たちで調べたものを書いたカードを使って、わかりやすい資料を作ろうと真剣に取り組んでいました。

これは実際に生徒が作った資料の一部です。

3時間目は、班ごとのプレゼンテーションを行いました。生徒たちは、前の時間に作成したプレゼン資料をiPadを使って、説明します。発表が終わると、ルーブリック評価シートで相互評価をして、今度の期末テストの平常点に反映されます。生徒は真剣に発表し、真剣に評価していました。

生徒たちは、実際の岩石に触れ、観察し、自分たちで調べて発表することによって、岩石に対する興味を持ち、自分のこととして理解し、知識として蓄えていくことができます。また、iPadなどのICTツールは、学びを変容させる力があると思います。今後も、新しい学びの可能性を広げていきたいと考えています。

(中1理科スタッフ)