城北ブログ

【中学陸上部】11/30(土)第53回板橋区中学駅伝競走大会優勝&3位

 気持ちの良い青空の下、荒川河川敷・戸田橋陸上競技場にて第53回板橋区中学駅伝競走大会が開催されました。当日は板橋区内の中学校全15チームによって、3km×6区間、合計18kmで大会が行われました。

 ここ10年で一度も優勝を逃していない、相性の良い大会でしたが、本年度もAチーム・Bチームともに躍動しました。Aチームは、11/9(土)の東京都駅伝に出場したメンバーでチームを組みました。次年度を見据えて、中2の選手を主要区間に配置し、中3の先輩たちが支えるチーム編成。Bチームは次年度以降に活躍が期待される中2・中1の選手たちによるチーム編成。本校の中学の長距離選手は現在12名ですが、体調不良等もなく全員参加でなんとか2チームの出場ができました。今の時期、体調を整えることも簡単ではありませんので、まずは大会に向けてコンディション作りを徹底していた生徒たちは素晴らしいと感じました。

 また、結果としてAチームは全6区間中5区間で区間賞、2位に8分以上の大差をつける快走で優勝しました。Bチームも、最終6区のゴール前のデッドヒートを制して、3位入賞となりました。順位もさることながら、昨年度からの成長が感じられる選手が非常に多く、昨年度もこの駅伝に出走した選手たちは、昨年度よりも平均で1分06秒もタイムが上がっておりました。中には2分近くタイムを上げた選手もおり、改めて中学生の成長には驚かされるばかりです。

 

 大会を終え、選手たちと話をしていると、「もっと中長距離の部員が増えて欲しい」との声が聞えてきました。地味で苦しいイメージの長距離走ですが、駅伝を走った後の選手の顔はとてもすがすがしく、苦しい練習を乗り越えてきた達成感が溢れていました。練習をしているとうまくいかないことも多くありますし、いつでも調子が良いわけではないから苦しい想いをすることも多いですが、普段の練習を一生懸命取り組んだ選手のみが感じられる達成感を味わうことができるのが陸上競技の醍醐味でもあるのかな、と顧問として感じます。

 

中学は1月のロードレースで年度内の大会は最後です。

ここからは期末試験に向けて勉強中心の日々を送りますが、冬休みに改めて自分たちを鍛え直し、1月の大会でまた笑えるように積み上げていけると良いな、と感じます。

応援どうもありがとうございました。

(陸上部顧問)