城北ブログ

地学部 城ケ島巡検

地学部では、去年から神奈川県の城ヶ島で巡検を行っています(巡検とは、日帰りの合宿のようなものです)。

今回の巡検は、中学1年生の部員にとっては、初めての野外活動でした。また、去年同地で巡検を行った中学2年以降の部員は、巡検中での説明役を担っていたため、全学年の部員にとって、地学を勉強するよい機会となりました。

さて、今年の巡検は、7月16日、海の日に行われましたが、当日は晴天。うだるような暑さになることが予想されていましたが、実際は海風のおかげで、暑すぎる、ということはありませんでした。それでも、暑いことには変わりありません。こまめに水分をとる、帽子を被る、お互いをチェックし合うなど、熱中症に注意して行動しました。

また、巡検では火炎構造や海食洞など、さまざまな地層、地形を観察することができました。

炎のような形の白い層が火炎構造です。この地層では逆断層も見られます。

馬の背洞門の前で集合写真。ただの観光名所かと思いきや、実は関東大震災で1メートル以上隆起したそうです。改めて地震の恐ろしさが分かります。

今回の巡検では、部員全員がさまざまなことを知ることができたはずです。今回の経験を今後に生かし、より充実した部活動を行っていきたいと思います。

(地学部部長)