2019/4/4
山岳ワンゲル部の春休みの活動報告です。
山岳ワンゲル部は例年「春島合宿」と称して、春休みに伊豆諸島の島々を訪れ、その島の山に登っています。今年は3泊4日で神津島を訪れました。そして、この春島合宿は中1から高3までの全部員が集まる最初で最後の部活でもあります。総勢39名の大所帯で22日の夜、夜行客船に乗って神津島へと向かいました。
翌朝、神津島へと到着しました。船の中では熟睡できなかったのか、生徒たちの顔にも疲れが見えます。船の奥に見えるのが、翌日登る天上山です。船は島の東側に着きましたが、キャンプ場は西側にあります。天上山のふもとを横断しながら、キャンプ場まで歩きました。昼食の後は、島内自由散策をしました。ある生徒たちは島の温泉施設でのんびりし、ある生徒たちは自転車を借りて島内のスポットを巡っていました。浜辺で遊ぶ生徒や、島内の資料館を巡る生徒もいました。
17時にはキャンプ場に再集合し、夕食作りの開始です。夕食作りは、春島合宿で生徒たちが最も楽しみにしていることの一つです。彼らは自宅から持ってきた食材・調味料と、島内で調達した食材を使って本格料理にチャレンジしていました。普段の合宿と異なり、肉や野菜など新鮮な食材を調達できるのが春島合宿の醍醐味です。
上の写真は、野菜と肉を煮込んで鍋を作っています。
中1の生徒も、この一年間でだいぶ手慣れてきました。
翌日は、早朝から39名の隊列を組んで、天上山へと出発しました。
まずは、海を眺めながら海岸線を歩いていき、島東側の港の方へと向かいます。
登山口へ向けて坂を登っていきます。高3生は1年ぶりの登山なので、少し辛そうです。
山頂まであと少し!
後ろを振り返れば、島の東側が一望できます。木々で覆われていますが、右端の海岸線が朝私たちの歩いてきた道になります。港ははっきりと見ることができます。
山頂での記念撮影! 皆、いい顔していますね。
キャンプ場に戻ってからは、温泉に入ってゆっくりした後、お楽しみの夕食作りです。
先輩から後輩まで、この1年間寝食を共にする中で、とても仲良くなりました。
最終日は丸一日かけて東京へと帰港します。港についたときには、すっかり日が暮れていました。
広場にて今年度最後のミーティングです。山岳ワンゲル部では、毎年の恒例として卒業していく高3生から一言ずつメッセージをもらっています。
高3生たちは自分の進学先、この部活での思い出、後輩たちへ向けたメッセージを自分の言葉で話していました。総勢10名。途中誰一人退部することなく、よくやり遂げてくれました。
顧問も合わせての記念撮影。高3生の新天地での活躍を期待しています。
山岳ワンゲル部もまた、4月からは新入部員を加えての活動が始まります。どんな部員たちが入ってきてくれるか、今から楽しみです。
(山岳ワンゲル部顧問)