2019/11/20
地理部では11月17日(日)に2学期のフィールドワークを行いました。
今回の調査テーマは「江戸城外堀を歩く」で、総延長14kmにおよぶ江戸城外堀跡を歩き、その周辺に見られるランドマークについて事前学習を行った内容を踏まえて調べてきました。
東京駅を朝9時に出発し、皇居→霞ヶ関・永田町→四ッ谷→飯田橋→後楽園→御茶ノ水と外堀跡を時計回りに4分の3周し、16時半に秋葉原駅に着きました。その行程内には、江戸時代の名残りを感じさせる石垣や桜田門に小石川後楽園、日本の政治の中心である国会議事堂や官庁街、関東大震災の発生を伝える自然災害伝承碑、日本各地の標高の基準となる日本水準原点、上智大、法政大、東京理科大といった大学の数々を観察することが出来ました。
東京理科大では昨年、城北を卒業した地理部OBから大学の授業や学生生活、今、城北生としてやっておくべき事など、今後の学園生活に役立つ話を伺いました。
約7時間、総歩数3万歩にもおよぶ行程でしたが、非常に充実した内容となりました。このフィールドワークの報告は、2020年度発刊予定の「ちりレポ第18号」で行う予定です。
今回のテーマは「江戸城外堀を歩く」です。
東京駅前で事前学習の内容を、新入部員の中学1年生が発表しています。
日本水準原点は、日本各地の標高を測る上で基準となる地点です。
城北出身、地理部OBの先輩が駆けつけてくれました。
今後、地理部では今回のフィールドワークで学んだ内容をレポートにする作業を行い、並行して3学期のフィールドワークと春合宿の調査対象地域の事前学習に入ります。
また、これまで発刊した『ちりレポ』は国立国会図書館のほか、首都圏の主要大学の図書館にも蔵書がありますので興味のある方は検索してみて下さい。今後も地理部の活動にご期待を!!
(地理部顧問)