2019/12/23
今回の巡検は、東京です。
午前中は皇居(旧江戸城)、午後は国会議事堂(衆議院)と憲政資料館です。
この一年、譲位・即位の儀式や大嘗祭などが行われ、何かと皇居周辺が話題となりました。
この日の最初の巡検先は、その皇居(一般参観)です!
参観入口となる桔梗門にて手続きをし、案内が始まるまで門付近の建物でしばし待機です。
そこには、日本人だけではなく、外国人観光客もたくさん!なんと、フランス語・ドイツ語・中国語・英語等など多言語による案内もあるそうです。
日本語は一番最後の出発でした。今回は土曜日でお天気が良かったこともあり、係の人も驚くほどの大勢の参観者でした。
富士見櫓(ふじみやぐら)は、1657年の明暦の大火で江戸城天守閣が焼失した後、その代わりとされたと伝えられています。とても立派な建物です。
宮内庁の庁舎です。建物は1935(昭和10)年に建築されたもので、庁舎3階は仮宮殿とし使用されていた時期もありました。
宮殿は、まさに即位関係の儀式を行った舞台です!奥の松の間を見ることはできませんが、宮殿手前の長和殿(写真手前)が、一般参賀を行う場所です。
二重橋です。ここから見える伏見櫓(ふしみやぐら)は、京都の伏見城から移築したものと伝えられています。
この日はまだ紅葉も残っていて、赤や黄色と櫓(やぐら)の白壁がコントラストをなして、とてもきれいでした。
ここで昼食タイム!
3つのグループに分かれて昼食をとり、国会議事堂にて再集合となります。
(ちゃんと下調べしてきたようです。美味しいものを食べられたかな??)
国会議事堂は駅を降りてすぐの裏手に、見学者の集合場所があります。
ここも、係の方の案内に従って、衆議院の見学です。出発!
議事堂の建物は、主に国内の資材を使用してつくられています。
よく見ると、大理石には化石も見つけることができるんですよ!
実際の議事堂内。
その後、正面口に来て見学は終了です。
国会議事堂正面で、クラブ全員の集合写真。
その後、憲政記念館へ。
この建物は、そもそも“憲政の神様”と称される尾崎行雄を記念して建てられたものですが、今回は尾崎の特別展も行われていました。
当日は、比較的穏やかな気候でした。
本当は、江戸城の本丸跡や石垣・濠なども見学したかったのですが、残念ながら本丸跡が大嘗祭の建物の解体工事が行われていて見られなかったのです。
そのため、それは日を改めて十分に時間もとって見学することになりました。来年度の夏前頃に、巡検を行う予定です!
さて、歴史部では文化祭後に、来年秋の文化祭に向けてのテーマ決めをしました。
部員全員で議論した結果、来年のテーマは(戦国時代)「武田氏」!!
合宿は、甲府~諏訪~長野周辺を予定しています。
これから、徐々に下調べや合宿計画などの準備を進めていきます。
皆さんに楽しんでいただけるような文化祭発表をしたいと思っておりますので、ご期待下さい!!
(歴史部顧問)