2020/2/11
地理部では2月9日(日)に3学期のフィールドワークを行いました。
今回の調査テーマは「蔵の町並み川越」です。川越は城下町と水運の要衝として発展した歴史がありますが、その町並みは、江戸期から明治期にかけて建築された「みせくら」と言われる蔵造りの建物が軒を連ねていました。
巡検では、現在これらの遺構がどの程度残り、どのように利用されているのかを調査してきました。午前中は蔵造りの建物が残る地域で土地利用調査を行い、蔵造りの建物の数を数え、その建物を商店として利用している方々にインタビューを行いました。午後は2班に分かれ、川越城本丸御殿や川越市博物館、喜多院や氷川神社など川越の歴史にゆかりの深い施設を見学しました。
実際に現地で観察し、インタビューをしたことで、資料やネットでは知り得ない事をたくさん学びました。このフィールドワークの報告は、2020年度発刊予定の「ちりレポ第18号」で行う予定です。
今回のテーマは「蔵の町並み川越」です。
地図と調査票を事前に準備して、土地利用調査を行いました。
地元の方にインタビューを行い、地域のことを詳しく伺いました。
中学1年生中心の班は、川越城本丸御殿を見学しました。
次回の活動からはフィールドワークで調査した内容をもとに地図や図表を作成し、レポートを執筆する作業を行います。
3月には群馬県渋川市で春合宿を予定しており、こちらの事前学習も行っています。地理部が現地調査して作成したオリジナルの調査報告書『ちりレポ』は国立国会図書館のほか、首都圏の主要大学の図書館にも蔵書がありますので興味のある方は検索してみて下さい。今後も地理部の活動にご期待を!!
(地理部顧問)