2021/6/1
地理部では、一年間のフィールドワークの成果と活動内容をまとめた機関誌『ちりレポ』を毎年刊行しています。例年は9月に開催される文化祭に合わせて刊行していましたが、昨年刊行予定だった第18号は新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で刊行が遅れていました。また、東京都を中心に緊急事態宣言の発令が続き、地理部のメイン活動であるフィールドワークが実施できず、報告できる内容も限られてしまいました。その中でも出来ることを各部員が考え、リモートでの調査や活動を積極的に行い、ようやく刊行することが出来ました。本誌では、緊急事態宣言が解除されていた期間に行った川越・渋谷・原宿・下北沢のフィールドワークのほか、中止になった春合宿の代わりにリモート活動で行った群馬県のご当地カルタ「上毛カルタ」に見られる地域性などを報告しています。また、川越と原宿のフィールドワークから作成した土地利用図は、部員が自らの「足」を使って調べたデータを『ちりレポ』初のカラー地図で収録しています。
機関誌『ちりレポ』を無事刊行することが出来ました。
土地利用図は『ちりレポ』初のカラー印刷です。
『ちりレポ』は国立国会図書館のほか、首都圏の主要大学の図書館にも蔵書がありますので興味のある方は検索してみて下さい。この一変してしまった社会が再び活気を取り戻し、フィールドワークを行える時が来たら、部員一同これまで以上に気合いを入れて活動します!!今後も地理部の活動にご期待を!!
(地理部顧問)