2021/12/17
山岳ワンゲル部では、2学期に5回の山行を行いました。
新型コロナウイルスの感染状況が厳しく、9月まではなかなか山を訪れることができませんでしたが、10月に入って状況が落ち着いてきたところで、東京近郊の山々を、日帰りで訪れました。
10月10日に奥多摩の棒ノ折山、11月1日に山梨百名山の滝子山、11月3日に奥多摩の本仁田山、11月14日に奥武蔵の武甲山、11月28日に奥武蔵の伊豆ヶ岳にそれぞれ登りました。
10月10日の棒ノ折山山行は、部員たちにとって約半年ぶりの山行でした。
10月に入ったとはいえ都心部はまだまだ暑い中でしたが、奥多摩の空気は少しひんやりとし始めています。
清流の沢に沿って気持ちの良い登山道を登り切り、標高969mの山頂に到達しました。
11月1日の滝子山山行では、特急電車に乗って山梨県笹子町にある笹子駅から登山をスタートさせ、大小の滝やきれいな沢を望む景色を楽しみながら、1577mの頂上まで登りました。
登るにつれて色づきを深める木々の葉に、秋の深まりを感じる山行となりました。
11月3日の本仁田山山行は、天候に恵まれ、気持ちの良い山行になりました。
今年の春に入部した中学1年生も普段のトレーニングの成果を活かし、元気よく登っていきます。
標高1224mの頂上からは武蔵野台地に広がる街や都心のビル群、東京スカイツリーまでをも見渡すことができました。
11月14日の武甲山の山行も天候に恵まれ、青空の下で黄金色に色を変えたカラマツ林の広がりや、眼下に見える石灰石の採石場の迫力ある景色を楽しみながら標高1304mの山頂に登頂しました。
11月28日の伊豆ヶ岳山行は、寒さの厳しい中での実施となりましたが、この日もすっきりとした天気に恵まれました。
アップ・ダウンが繰り返される険しい道のりで、途中には鎖をつたいながら岩場を登っていく場所もありましたが、中学1年生を含め、皆でしっかりと登りきり、標高851mの頂上に登頂し、山頂からの雄大な眺めを堪能することができました。
山岳ワンゲル部では、普段、校内や近隣にある城北中央公園でランニングや筋力トレーニングを行って体力づくりを行い、休日や長期休みに登山をして自然を楽しむ活動を行っています。
今後も、安全を第一にしながら様々な山の登頂に挑戦し、大自然を満喫していきます。
(山岳ワンゲル部顧問)