2022/9/12
8月18日から20日までの3日間、東京都高文連主催で通いの夏合宿が行われ、本校からは1名の生徒が参加しました。
この合宿では、東京都の様々な演劇部から希望者が集まり、プロの世界で活躍されている4名の講師の方にご指導して頂くという、非常に刺激的なものでした。
今回、その生徒からの参加報告がありましたので、これを掲載させていただきます。
〇1日目
50人を2グループに分け午前と午後で別々の講師の方からの講習を受けました。
最初は4名いらっしゃる講師の方のうち2名の方から講習を受けました。
「歩くだけ」というアップに驚きましたが、本当に歩くだけで自分のコンディションをチェックしたり気持ちがリラックスしてきたことは大きな驚きでした。
お昼を食べたあとは、午前中に講義を受けなかったもう二人の講師の方と活動しました。
我々は刺激を受けることによって“感情”が生じ、その感情の結果として“身体的反応”をしていると考えていますが、実はそうではないということを学び、目から鱗が落ちる思いをしました。
体を動かすシアターゲームをした後に、実際に大学でしている演劇についての講義のダイジェスト版を受けることが出来、どれも興味深く大学で演劇を学んでみたいと強く感じました。
終わった頃には沢山の刺激でヘトヘトになりましたがとても楽しく貴重な経験でした。
〇2日目
午前中は、ストレッチによって身体をほぐした後、講義を受けました。
講義では、リラックスをする意義やセリフと演技、そして感情の関係性について実際に体感しながら学びました。
午後からはチーム分けを行い、チームごとに3日目の発表会に向けて劇の練習を行いました。
最後に、プロの方へ質問をする機会も得られて、充実した1日でした。
〇3日目
午前中は、最初に発表会に向けての練習を行いました。
午後に発表会が迫っているのでみな真剣に、でも楽しそうに取り組んでいたのが印象的でした。
その後、様々な発声方法、顔のストレッチ、エクササイズ、やってみようゲーム、社長ゲームを体験しました。
午後からは、2日目から取り組んでいた劇の発表会を行いました。
チームごとに演出や演技などが異なり、それぞれの特色があって面白かったです。
今回の東京都高文連主催の通い合宿は、他校の方とも交流しながら、3日間もプロの方に指導して頂くという、非常に贅沢で楽しい時間でした。
今回はコロナ禍によって通い合宿でしたが、次年度は宿泊を伴う合宿として参加したいです。
関係の先生方、講師の先生方、そして一緒に練習をさせて頂いた他校演劇部の皆様、本当にありがとうございました。
(演劇部部員)