2023/6/9
地理部では6月4日に2023年度になって最初のフィールドワークを行いました。今回の調査地域は上野と浅草の周辺です。上野および浅草一帯は、言わずと知れた東京の観光地ですが、そのようになった起源は明治期から昭和初期にかけて、当時の最先端技術が披露されたり、芝居小屋で演芸が上演されたりと、娯楽や大衆文化の中心となったことに由来します。上野公園では博覧会が開催され、浅草には日本で初めてとなるエレベーターを備えたビルが建てられました。当時の面影はほぼ見えなくなっているものの、その風情を感じながら地域を観察してきました。当日は「上野班」と「浅草班」に分かれ、事前学習で準備した情報とスケジュールを手に担当した地域を巡ってきました。このフィールドワークの報告は、今年度に発刊予定の「ちりレポ第21号」で行う予定です。
今回の調査地は「上野・浅草」です。朝、上野駅に集合し、当日のスケジュールを確認しました。
「上野班」は上野公園を中心に、その周辺地域を巡りました。下町情緒が残る谷中商店街では、しっかり景観観察をしていました!!
「浅草班」は隅田川を中心に、浅草寺周辺とスカイツリー周辺を巡りました。事前に調査した内容を現地で発表し、見聞を深めました。意外にもスカイツリー初登頂の部員も多くいました。
浅草寺や仲見世には多くの外国人観光客が来ており大賑わいでした!!コロナ禍で低迷していたインバウンドが復活してきている様子を部員達も実感したようです。
現在、部員達はフィールドワークの成果を「ちりレポ」に掲載するため執筆作業を行っています。そして、いよいよ8月に予定している夏合宿の準備に取りかかります。今後も地理部の活動にご期待下さい!!
(地理部顧問)