城北ブログ

【鉄道研究部】中1巡検の実施報告

 夏合宿を2ヶ月半後に控えた当部では、中学1年生の部員に集団行動の練習をしてもらうことを主な目的として、6月11日(日)の午前中に、巡検を行いました。
 行先は、昨年度の基礎期(=中1・中2)巡検と同じく、鉄道開業の地・横浜です。
 明治・大正・昭和・平成の各時代の鉄道遺構が市の中心部や観光スポットで保存・活用されている横浜は、このようなビギナー向けの巡検にはうってつけの場所と言えます。

 9:15に横浜駅北改札口から東(海側)へ出て、11:30に日本大通り駅で解散するまで、以下のようなルートをたどりました。

 横浜駅東口→ 2代目横浜駅遺構〈大正〉→旧東横線遊歩道〈平成〉→旧横ギャラリー〈明治〉→汽車道〈平成〉→旧横浜港駅プラットフォーム〈昭和〉→山下臨港線プロムナード〈平成〉→象の鼻パーク鉄軌道及び転車台跡〈明治〉→日本大通り駅
 ※ 〈 〉内は、いつまで現役の施設であったかを表します。

 ときおり小雨がパラつく中でしたが、蒸し暑くはならなかったのが幸いでした。
 16名の中1部員は、疲れた様子もほとんどなく、初めて見る明治の機関車や遊歩道に残されたレールなどに、趣味を同じくする新たな友人たちと賑やかに語らっておりました。

 実は、彼らには、今回の行程の起点と終点だけを明らかにした状態で、その間にあるスポットを自ら探して事前にレポートを書いてもらっていました(Google Classroom上でスライドにて提出)。
 夏合宿の計画にも、今回のように能動的にかかわっていってくれるものと、顧問として期待しております。
 
 今回の巡検の詳しい様子は、文化祭で配付する機関誌『どんこう』で、中1部員の執筆により、お届けする予定です。

 今後の鉄道研究部の活動に、ご期待ください。

(鉄道研究部 顧問)