城北ブログ

【鉄道研究部】夏合宿 in 関西(2~3日目)

こんにちは。鉄道研究部です。

前稿に引き続き、夏合宿の様子をお伝えします。
本稿では、2日目・3日目に中学1・2年生25名と顧問でおこなった、施設見学の様子をご紹介します。

※4日目(8/23(水))は全学年において班ごとの自由行動だったため、ブログでの報告は省略します。


8/21(月)

午前中は、姫路市の手柄山交流ステーションで、廃線になって久しいモノレールの資料や実物を見学しました。
夏空の中に今なおそびえるレールを見上げつつ廃線跡をたどる、駅から約30分の徒歩行です。

ロッキード式モノレールの車両とレールとが残っているのは、世界広しといえどもここだけ。
市の職員の方のご厚意で、足回りまで見せていただきました。

午後は、加西市の北条鉄道で、研修庫を見学しました。
庫内で修理中の車両の中に入るだけでなく、運転席にも座らせていただけました。
社員の方からは、小さな第三セクター鉄道ならではの苦労を感じさせるお話も。

なお、全区間を往復で乗車した車両は、昨年東北から転属してきたことで鉄道ファンから熱視線を浴びている、「キハ40」でした。
帰路に乗った加古川線の「103系」ともども、近年数を減らしつつあること著しい国鉄時代の代表的な車両に乗ることができて、部員たちはたいそう喜んでいました。

 

8/22(火)

午前中に和歌山電鐵貴志川線の伊太祈曽(いだきそ)車庫を見学をする予定でしたが、なんと前日の落雷で伊太祈曽~貴志が不通に。
その対応のため、案内の人員を捻出していただくことがかなわず、企画はお流れになってしまいました。
そこで、伊太祈曽車庫を外から見学する組と、代行バスで終点の貴志駅まで行って戻ってくる組とに、別れることにました。
前者は、駅名の由来となった紀伊国一之宮・伊太祁曽(いたきそ)神社にお参り。
後者は、廃線の危機を救った今は亡き猫駅長「たま」の公式グッズショップでお買い物。
それぞれ、貴志川線を出来る限り堪能しました。

中学1・2年生の部員たちには、模型か編集かにかかわらず、この経験を今後の活動に活かしていってもらいたいです。

(文責:鉄道研究部顧問)