2017/9/14
釣り部は8月28日~30日に、静岡県の河津町で夏合宿を行いました。
今年も近くの堤防での投げ練習から始まり、初日の夕方にはアユ釣りに行きました。
ゲスト参加の大学院1年のOBには、後輩に釣りのアドバイスをしてもらいました。
アユでエサを釣るという体験は新入生にとっては初めての経験ですが、1学期の間、ノベ竿を使った釣りに専念していたこともあり、早いうちに釣り方のコツを体得していました。
また、例年より川の水量が少ない分、上級生は様々なポイントに足を延ばしてポツリポツリと釣り、アユ特有の引きを楽しんでいました。
宿に帰って夕食。
合宿では食事準備、道具管理などの係が決まっており、ローテーションで分担をします。
釣り自体は個人競技ですが、「釣り部」という「部活動」を行なう意味を組織的な活動を通して考えてほしいと思っています。
1日の終わりにはしおりに反省と改善点を記入して提出してもらいます。
「どうすればもっと釣れるようになるのか」を考えることが上達への近道です。
翌朝は雷注意報のため、アユ釣りは中止。
宿で仕掛けの準備をして、天候の安定した昼過ぎから下田方面へ堤防釣りに出かけました。
部員が増えてきたため、昨年から釣り方によってグループを分けています。
今年は中学1年生がウキ釣り、中学2年生以上が投げサビキ釣りを行いました。
ウキ釣りではメジナ、シマダイなどが釣れ、投げサビキ釣りでは、群れにあたって真夏から秋が釣期の魚、ソウダガツオが全体で20尾近く釣れました(持ち帰って希望者で食べました)。
釣れているタナ(魚がいる水深)を気軽に教え合うことができるのも、部活動で釣りに行く際のメリットです。
最終日の朝は再び、河津川へ。釣りに慣れてきたこともあり、皆よく釣っていました。
最後は少し名残惜しそうに納竿していました。
今年も釣果に恵まれ、充実した合宿となりました。
文化祭では合宿をはじめ、1年間の活動を展示します。ぜひご覧ください。
2学期は文化祭の準備ののち、船釣りや堤防釣りなど、東京近郊での海釣りに挑戦していきます。
(釣り部顧問より)