2017/10/11
10/8土に、綾瀬の東京武道館で、高校弓道部の秋季大会(全国選抜大会都予選)が行われました。ここで、城北学園弓道部は団体で優勝し、12/22~26に滋賀県大津市で行われる全国選抜大会の団体出場権を獲得しました。全国大会の団体出場は、平成27年8月の、奈良県吉野インターハイ以来です。
高3が引退し、高2の代になっての初めての団体戦。3人1チームでそれぞれが4射を射て、チーム12射での的中数で競います。一次予選には201チームが参加、上位16チーム二次予選進出。同数的中の場合はすべて二次予選に進出するので、24チームが二次予選に進出しました。一次予選ではトップから2本差をつけられていました。
二次予選ではさらに3人それぞれが4射を射て、一次予選との合計、チーム24射の合計的中数上位8チームが準決勝進出。ここでも同数的中の場合はすべて準決勝に進出するのですが、ちょうど8チームが準決勝に進出しました。二次予選ではトップからの差を1本に縮め、逆転に向けて勢いをつけました。
準決勝ではさらに3人それぞれが4射を射て、一次予選からの合計、チーム36射の合計的中数上位4チームが決勝進出。ここでも同数的中の場合はすべて決勝に進出するので、5チームが決勝に進出となりました。準決勝ではとうとうトップタイの3校横並びに入りましたが、残り2チームも1本差で続くという、ここ数年で類を見ない大接戦です。
決勝ではさらに3人それぞれが4射を射て、一次予選からの合計、チーム48射の合計的中数で順位決定。同数的中の場合は順位決定戦になります。ここでチーム全員が一丸となり、2位にわずか1本差で頭一つ抜け出し、見事優勝!大後(3人目の選手)の高2で主将の鈴木が、勝負のかかった最後の一矢をみごと的中させ、優勝をもぎ取りました。
大前(1人目の選手)の高1太田は、ほとんどすべての1本目を的中させてチームを勢いに乗せ、中(2人目の選手)の高1山地は、前回大会の都個人選手権大会での個人優勝に続いて、二大会連続優勝に貢献、まさしく優勝請負人というように、全員がそれぞれの役割をしっかり果たしました。
全国選抜大会でも大いに活躍してもらいたいです!
(弓道部顧問)