2017/12/23
12月15日、化学部は千葉県立中央博物館の見学に行きました。
四回目の博学連携となった今回は、現在取り組んでいるキノコが作る酵素の研究に関連して、キノコの分類と生態について学んできました。
最初にキノコを専門とする学芸員の方のお話を聞きました。
キノコというと枯れ木から生えてくるイメージがありますが、それはあくまでキノコの一部であり、マツタケのように生きている木の根から生えてくるものも多いそうです。
昼食後、展示室のジオラマを使って擬似キノコ狩りを探しました。
ジオラマに再現されているキノコを探し出してスケッチする、というものです。
以前にも観察したことのあるジオラマでしたが、意外と多くのキノコが見つかり、生徒は熱心にスケッチしていました。
スケッチが終わった後は、博物館の図書室から図鑑をお借りし、ジオラマで見つけたキノコの特徴を調べました。
身近な森にはおいしいキノコだけではなく、毒キノコもたくさん見られることに、多くの生徒が驚いていたようです。
最後に隣接する生態園に移動し、展示解説をお願いしました。
生態園のキノコも、森の変化に従い現れる種類が少しずつ変わってきているそうです。
今回の博学連携は、新体制になってから初めての校外見学となりました。
この見学を通じて、新しいグループもさらに仲良くなったようです。
これから冬休み、そして三学期と、春の校外発表に向けて重要な時期が続きます。
今回の見学をきっかけに、さらにいい発表を目指して頑張って欲しいと思います。
(化学部顧問)